用語集_あ
IPO(あいぴーおー)とは、
「Initial Public Offering」の略で、未上場企業が株式を初めて市場に公開すること。
- 具体的には、大きく分けて以下の2つがある
■ 公募増資 : 新株発行による新たな資金調達
■ 売出し : 既存株主が保有株式を売却する行為
こうした有価証券市場からの資金調達は、利害関係者が広範囲に及ぶため、取引所の審査を経た選ばれた企業のみが株式上場を実現できる。
用語_お
往査(おうさ)とは、
- 監査役や内部監査人が、普段の執務室(監査役室など)を離れて、本社内の各部門(営業・開発等)や、支店・営業所・工場などの「現場」へ直接足を運び、実態をその目で確かめる「実地監査」のこと。
- 主に以下の3つのアプローチを用いて、現場のリスクを洗い出します。
① 現物確認(実地棚卸・金庫確認など)
② 実態の観察(ウォークスルー)
③ 現場ヒアリング
用語_け
KAM(監査上の主要な検討事項)とは?
- KAMとは、「監査人が財務諸表監査の過程で特に重要であると判断し、監査報告書に記載する事項」のことです。
【目的】
- 投資家やその他の利害関係者に対して、監査人が「監査過程で特にどのような項目に注力し、どのようなリスクを検討したか」を具体的に開示し、監査の透明性を高めること。
【特徴】
- 財務諸表全体の中で「最も重要」かつ「監査上の注意を強く払った」項目が選ばれます。
【KAMとして選ばれやすい事項の例】
- 収益認識: サービス提供期間や計上タイミングが複雑な売上の認識。
- 減損の検討: のれんや無形固定資産の回収可能性(評価の妥当性)。
- 見積りの不確実性: 将来キャッシュ・フローの見積もりを伴う重要な見積事
用語_さ
- 三様監査(さんようかんさ)とは
「監査役監査」
「会計監査人監査」(監査法人監査)
「内部監査」
の3つの異なる視点からの連携で、組織のガバナンスと統制を強化する手法です。各監査が効率的にリスクを特定し、財務報告の信頼性向上と経営の健全化を目指す監査を指す。
用語_な
内部監査とは
- 不正の防止、業務プロセスの改善等を目的とした社内で実施される任意の監査です。
→関連用語
外部監査、法定監査、 監査法人監査、システム監査
用語_り
稟議とは
- 日常の業務遂行や支出などについて、起案者が所定のフォーマット(稟議書)に内容や金額、理由を記載し、関係部署の合意を得たうえで、最終的な決裁権限者の事前承認を求める社内手続きのことです。
【IPO審査における位置づけ】
- IPO準備において、稟議制度は「内部統制が有効に機能しているか」を測る最大のバロメーターとなります。 証券会社の引受審査や取引所の審査では、単に「稟議規程」や「職務権限規程」というルールが存在するかどうかだけでなく、「規程通りに運用されているか(形骸化していないか)」が厳しくチェックされます。特定の人物(社長など)による専断的な意思決定を防ぎ、組織としての牽制機能(コーポレート・ガバナンス)を担保するための重要な仕組みです
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