内部監査のアウトソーシングサービス
内部監査アウトソーシングサービス
外部の専門家の内部監査で効率的な監査体制を。
なぜIPO準備にアウトソーシングが有効なのか?
上場準備期間は日常業務に加えて、上場企業に相応しい内部管理体制の整備など新たな業務が加わります。社内のマンパワーワーの不足を外部の専門サービスで補うのも経営判断です。
💡よくある質問
- 内部監査の立ち上げ・運用でお困りなら・・・
- 問い合わせの多い項目を列挙しています。
内部監査調書ひな形
- 内部監査調書:購買部監査(ひな形)
- 内部監査調書:経理部監査(ひな形)
📋 内部監査調書 購買部監査(ひな形)
監査日時 20**年〇月〇日 14:00〜16:00
監査実施者 〇〇監査役、内部監査担当者
被監査部署 購買部(担当者:〇〇部長)
監査対象期間 20**年1月1日〜20**年3月31日
監査の目的 購買プロセスの適正性と、規程に基づく承認フローの遵守状況の確認
1. 監査実施手順
- 購買発注データからのサンプリング調査(件数:〇件)
- 稟議書と見積書、発注書の突合確認
- 購買担当者へのヒアリング
2. 着眼点と確認事項
- 選定プロセス: 3社以上の相見積もりが取得され、比較検討が適正に行われているか。
- 承認プロセス: 決裁権限規程に基づき、適切な権限者が承認しているか。
- 癒着の有無: 特定の取引先への発注集中がないか、また、その取引先との関係性に懸念はないか。
- 単価の妥当性: 過去の取引単価と比較し、急激な変動や異常な価格設定がないか。
3. 監査結果)
- 調査した〇件のうち、〇件については適正に処理されていることを確認。
- うち1件(A社への発注)について、当初の見積書が添付されておらず、選定理由が不明瞭であった。
4. 監査役の所見
- 概ね規程に沿った運用がなされていると判断する。
- ただし、A社の件については「口頭での選定判断」が行われており、証跡として残されていない。これは今後の審査において重大な指摘事項となり得るため、早急に事後稟議の作成と今後の記録保存徹底を指導した。
5. 是正・改善勧告
- 【期限:〇月末】購買担当者全員に対し、選定理由書の作成義務を再度周知徹底すること。
- 【期限:随時】すべての発注において、選定理由の記録(メールのログ等含む)を必須とする運用に変更すること。
💡 IPO審査で評価されるポイント
★「異常なし」で終わらせない
上記のように「1件だけ指摘事項があった」という事実は、むしろ「監査が機能している(見落としがない)」という良い証拠になります。
★証拠の紐付け
この調書と一緒に、「確認した発注リスト(スプレッドシート)」や「改善後の運用フロー図」を添付しておくと、審査官は非常に納得感が高まります。
★フォローアップの追跡
今回の「指導事項」が、期限内にどう改善されたかを確認する「フォローアップ調書」を別のシートで作成し、突き合わせる運用にすると、ガバナンス体制が強固であることの強力な証明になります。
📋 内部監査調書:経理部監査(ひな形)
監査日時 20**年〇月〇日 10:00〜12:00
監査実施者 〇〇監査役、内部監査担当者
被監査部署 経理部(担当者:〇〇経理部長)
監査対象期間 20**年4月1日〜20**年6月30日
監査の目的 決算プロセスの正確性と、資産管理・支出プロセスの内部統制運用状況の確認
1. 監査実施手順
- 帳簿データ(総勘定元帳)の抽出調査
- 証憑(領収書、請求書)と仕訳の突合サンプリング
- 銀行口座の残高証明書と帳簿の照合確認
2. 着眼点と確認事項
- 支出管理: 決裁規程に基づいた支出が行われているか。不正な私的流用の兆候はないか。
- 月次決算: 毎月の月次決算が期限内に適正に締められ、経営陣に報告されているか。
- 資産管理: 現金・預金の残高管理が適正か。また、棚卸資産の定期的な実地棚卸が実施されているか。
- 関係者取引: 役員や関連会社との取引において、適正な価格交渉と意思決定が行われているか。
3. 監査結果
- 支出管理:サンプリングした〇件中、1件で請求書の日付が決済日より後になっていた。
- 資産管理:現金出納帳と実査残高に差異がないことを確認済み。
4. 監査役の所見
- 経理業務全体として適正に運用されていると判断する。
- ただし、上記の請求書の日付不一致については、経理処理のタイミングに甘さがある。IPO準備企業として、「事後承認」は審査上の大きなリスクであるため、プロセスを見直す必要がある。
5. 是正・改善勧告
- 【期限:即時】すべての請求書において、発注書・納品書との整合性を再確認し、決済日を厳守する運用を徹底すること。
- 【期限:〇月末】月次決算の早期化に向けたチェックリストを更新し、ダブルチェック体制を強化すること。
💡 経理部監査の「IPO特有の勘所」
- 「月次決算の早期化」が信頼の鍵
- IPOを目指す企業には、速やかかつ正確な月次決算が求められます。「いつ締まったのか」「差異はなかったか」を調書に残すことで、経理部の成熟度をアピールできます。
- 「役員貸付金」と「役員経費」の厳格なチェック
- 審査で最も嫌われるのが、社長個人の支出が会社経費に紛れ込んでいるケースです。ここは監査役として「最も厳しく」チェックし、調書にも詳細を残してください。これが「監査役が監視している」という最高の証明になります。
- 棚卸資産の「実地監査」への立ち会い
- 可能であれば、期末の棚卸(在庫確認)に監査役として立ち会ってください。その際、「現物を確認した」という記録を残すだけで、審査における信頼性は飛躍的に高まります。